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リンク・コメント・トラバ、フリー

blogのお作法、リターンズ:Trackbackを読んで、思ったこと。メディアの特性、というものが存在する以上、その特性にあった使い方をするしかないのではないのだろうか。

何の話かというと、自分のブログにトラックバックやリンクやコメントされることを嫌い、それがためにブログをやめた人がいることについて、コメントしたりトラックバックしたりリンクしたりした人が責任感じちゃって、「そのブログの空気を読めずに悪いことしたかなぁ…」なんて思って、ブログの作法を考え直すっていうことなんだろうけど、だって、ブログって、ごく簡単にリンクしたりコメントしたりトラックバックできるようになってるじゃない?って、私は思う。それが、ブログなんだから、それが嫌なら、ブログをやめるよりほかない。

個人的な日記なら、公開しなければいいし、仲間内だけで見るのなら、パスワード付のホームページを作ればいい。用途によって、いろいろな選択肢があるのだから、あえてブログにする必要はない。ブログにするなら、当然、リンクもコメントもトラバもウェルカム!っていうのが、大前提のはず。いくら、ブログは「部屋」みたいなものだと主張しても、その部屋は、実は、全面ガラス張りで、鍵かけられないのよ、悪いけど。だから、やめた人は、それで良かったんだと思う。遅かれ早かれ、そういうブログの特性に気づかざるを得なかったはず。っていうか、ちょっと考えたらわかることなんだから、はじめる前に、覚悟しておいて欲しいけど…。


だから、やっぱり、私としては、Webに載せる心構えに書かれているような、考え方がしっくりくる。ブログは、道路(ネット上)にある看板くらいに人目にさらされていることを、わかっている人しか、すべきではないと。これは、別に人格の善悪を判断しようっていう問題ではないから、「良いか悪いか誰にも判断できない」ことではなくて、そんなとこに置いておきながら「見るな!」って苦情言う人が、やっぱりおかしいよ。「どのように捉えるかは個人の問題…」なんて、明らかに、ネットの特性を無視しているのでは?個人の考えっていうのは、メディアの特性という前提を踏まえたうえで成り立つものだと、私は思う。


…すみません。私、法学部出身で、こういう議論、好きなんです。決して決して、悪意はありません。
by yyunn | 2004-04-28 22:18 | 徒然なるままに


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